
会長挨拶 _ greeting

静岡間税会は静岡税務署のオフィシャルな民間協力団体です。
私が当会に入会したのは、まだ物品税の時代で、かれこれ40年以上前になるかと思います。
当時は「物品税協力会」と呼ばれていたと記憶しております。
その後、平成元年(1989年)に物品税が廃止され、代わって消費税が導入されました。
それと同時に、当会も名称を「静岡間税会」と改めました。
日本にはさまざまな形態の税がありますが、大別すると「直接税」と「間接税」の二つに分けられます。
所得税や法人税など、納税者と担税者(税の負担者)が同一であるものが「直接税」、一方で、納税者と担税者が異なる消費税、酒税、揮発油税、たばこ税、印紙税、関税などが「間接税」です。当会は、そうした「間接税」のあり方について考える団体です。
平成元年当時の国の税収は、基幹三税とされる①所得税が49%、②法人税が43.5%、③消費税はわずか7.5%でした。ところが、直近の令和6年のデータでは、①所得税36%、②法人税26%、③消費税38%と、消費税が最大の割合を占めています。
この35年ほどの間に、消費税の比重が大きく変化し、社会におけるその重要性が増していることがよく分かります。それに伴い、我々間税会の役割もますます重要になってきていると考えております。
具体的な活動としては、租税教育の一環として「税の標語」募集を通じ、次世代を担う学生たちに税の大切さを考えてもらう取り組みを行っています。
また、確定申告期には、個人事業者向けに「消費税確定申告期限内申告・納付」の広報活動を行っており、これは消費税の完納を促進し、申告納税制度の公正な運用と適正な税務行政の実現に寄与するものです。
皆様には本会の趣旨と意義をご理解いただき、より多くの仲間をお迎えできればと願っております。
何卒よろしくお願い申し上げます。
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